#22 2008年11月22日 ロサンゼルス 【アレサ・フランクリン】

会場の照明が落ちると、ドレスアップした演奏者がぞろぞろとステージに登場し、ピアノ、オルガン、キーボード、コーラス、ギター、ドラムなどなど、20名近いバンドメンバーがこの狭いステージに揃いました!!!

彼らの演奏が始まると、ステージの前にスクリーンが下りてきて、そのスクリーンに過去から現在までの様々なアレサ・フランクリンの映像が映し出されています。

そして、スクリーンが上がると、ステージの上にアレサ・フランクリンが登場~~~!!!

「うわぁ~~~!!! デ、デカイっっっ!!!」

背中がパックリあいたドレスを着ているんですが、そのドレスの上に背中の肉が思い切り乗っかっているダイナマイトボディーに、ちょっとビックリしています!!!(苦笑)

そして、そんなアレサが歌いだした瞬間、今までに観たどのアーティストとも違う、今までに一度も聞いた事がないようなソウルフルな歌声に、俺……、今、めっちゃ鳥肌が立っています!!!

ミュージックホールには彼女のボーカルが響き渡り、彼女の歌声とそれに応えるファンの歓声が会場内に広がって、ちょっとウルっときてます!!!

これが、、、この歌声が、、、「QUEEN OF SOUL」と言われる由縁なんですね。

いや~~~、マジでヤバいです!!!

こんなに魂のこもった歌声を、こんなに狭い会場で聞けているなんて、本当にラッキーだと思います!

ファンもめちゃめちゃ盛り上がっているし、すごくハートフルな雰囲気が会場中に広がっています!

正直、アレサの曲は「Chain Of Fools」と、「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」くらいしか知らないんですが、素晴らしいアーティストが歌う曲は、知っていようがいまいが、心が揺さぶられて感動するものなんだなぁ……と、今、心から実感しています。

そして、7曲を歌ったところで、一旦アレサがステージを後にして、ここからバックバンドの紹介も兼ねて、それぞれバンドメンバーのソロ演奏が始まりました!

アレサの歌声はもちろん素晴らしいんですが、バンドメンバーの演奏にも魂がこもっていて、本当に素晴らしいです!

僕は、ピアノの音がすごく好きなんですが、ピアノを弾いている黒人の太ったおじちゃん、ハンパないです!

もうなんていうか、鍵盤で話し掛けてくるような、めっちゃ心に響く音色を奏でていて、正直、ピアノソロで泣きそうになったのは初めてかも……。

そして、約15分ほどバンドメンバーが演奏をした後に、再びステージにアレサが登場!

第2部は、クリスマスソングも含めて7曲歌ってくれたんですが、途中、ピアノの弾き語りなどもあり、本当に心動かされるライブに何度も何度も鳥肌が立ち、何度も何度も泣きそうになりました!

最初にステージにアレサが登場したした時は、あまりのダイナマイトボディーにちょっとビックリしたけど、彼女の歌声に本当に本当に感動したし、初めて観たアレサのライブは、とてもとても貴重な体験となりました!!!

ライブ終了後は、ハリウッドの駅まで歩いて戻り、そこから地下鉄でホテルまで帰りました。

それにしても、LAの夜は歩いている人が少なくて、NYの夜とは様子が違うので、滞在中は気をつけて行動しなきゃ。

いやいや、初めてのLAで観た、初めてのアレサ・フランクリン!!!
初日から、かなり楽しい時間を過ごせました!

【2008年11月、ロサンゼルス&サンディエゴ体験談 つづく】

編集部 松浦 
 

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