まずは、バスに乗って、列車に乗る駅に向かわなければならないので、会場を出てバス停に来たんですが、バスが全然来ません…。
待てども待てども、来る気配が全くありません……。
そして、やっとバスが来たと思ったら、大勢の人たちがバス停に並んでいたので、定員オーバーになってしまい、僕たちは乗ることが出来ず。
運転手さんが、「10分後に次のバスが来るから待っててね。」とのこと。
その言葉を信じて、次のバスを待っているんですが、来ない、来ない、来ない…。
バス停にいた人たちは、どんどんその場を離れて少なくなっていくし、僕たち以外に日本人もいないし、かなり不安に……。
バスを諦め、タクシーで駅に向かい、なんとかHempstead駅に到着するも、今度は帰りの列車がよく分からない……。
ここHempsteadは始発駅なんですが、多分これだろな~?という列車が止まっているけれど、ドアが開いていないんです。 列車に乗りたいけど乗れない状況……。
発車時間の近くになればドアが開くのかなと思って待っているけど、一向にドアは開かず、ホームの電光掲示板に表示されている発車時間になると、列車が出発してしまいました……。
えっ?!?!?! どういうこと??? 友達と二人で茫然……。
タクシーでマンハッタンに戻ることも考えたけど、2人ともそんなお金も無いし。 というか、タクシーなんかでマンハッタンに帰ったら、そもそもいくらかかるのか。
これは次の列車を待つしかないんだけど、次の列車はいったい何時なのか全然分かりません。 時間も夜中0時を過ぎています。
そして、0時30分を過ぎて次の列車が到着し、電光掲示板を見るとマンハッタンに戻るにはこの列車のようなんですが、やはりドアが開いていないんです……。
おかしいなと思いながら、ホームの真ん中の方まで歩いていくと、なんと、中央車両のドアは開いているじゃないですか!!!!!
どうやら夜中は、安全上の問題なのか、車内の温度を保つための問題なのか、一部の車両しかドアを開けないようです……。
それを知っていたら、さっきの列車に乗れたのに……。
時刻は、深夜1時18分、
不安になりながら待っていましたが、何とか列車に乗れて、マンハッタンのホテルに到着したのは、深夜の3時前でしたが、トラブルもなく無事に戻ってくる事が出来ました!
いや~~~、出発前にライブの延期や大停電などバタバタでしたが、無事にこの日のジャスティンとアギレラを観ることが出来て、本当に最高でした!!!
【2003年8月、ニューヨーク体験談 おわり】
編集部 松浦