#20 2008年10月10日 ラスベガス 【ベット・ミドラー】

19時過ぎにシーザーズ・パレスに到着し、コンサート会場のコロシアムの中に入って周りを見渡すと、メッチャめちゃ年齢層が高いです!!!
っていうか、お爺ちゃんとお婆ちゃんが多過ぎでしょ……(苦笑)

杖をついて家族に手を引いてもらってる人や車椅子で来ている人、なかには歩行器を使っている人なんかも見かけます。。。(笑)
もしかして、僕が一番若いかも……。

係員にチケットを見せて座席に案内してもらったんですが、前から15列目のど真ん中!

しかも僕の座席の前は大きな通路なので、視界を遮るものもなく、本当にステージが良く見えます!

昨年も同じ会場で、セリーヌ・ディオンの「A New Day」を観たんですが、その時よりも、かなり良い席なので、始まる前からちょっと興奮気味です!!!

そして、予定より10分遅れた19時40分、いよいよ、「The Showgirl Must Go On」の開演です!!!

ステージ上のスクリーンには、どこかの砂漠でハリケーンが起こり、ベットミドラーが描かれた看板や、車や家や荷物など、様々なモノが、空高く、そして遥か遠くまで吹き飛ばされる映像が流されています!!!

吹き飛ばされた全てのモノが、ラスベガスのホテルにドカ~~~ンと落下する映像が流れると同時に、ステージの下から、「I'm aliveeeeee !!!」と叫びながら、ベット・ミドラーが登場~~~!!!

いやぁ~~~っ、初めて生のベット・ミドラーを見ましたが、若いですね~~~!!!

60歳を超えてるとは思えないですし、歌声にとても艶があります~!!

正直、ベット・ミドラーの曲は、「THE ROSE」くらいしか知らない状態で観に来たんですが、
「あれっ?!?! これ知ってる!!!」
「えっ?!?! この曲も知ってる!!」
という曲を次々に歌ってくれて、カバー曲を多く披露しているんですが、さすがに35年以上もショービズ界にいるアーティストなので、プレスリーやシナトラのスタンダードナンバーをまるで自分の持ち歌のように歌い上げています!!!

ただね、これ約90分ほど行われるこのショーなんですが、トークがめちゃめちゃ多いんです!
しかもオバちゃんギャグの連発!(笑)

例えば、ベット・ミドラー、エルトン・ジョン、シェールの3人で、30年くらい前に一緒に撮った写真をスクリーンに映し出して、
「この3人が、みんな現役なんて凄いわよね~、全員【女】だけど!」とか、
ベット・ミドラーが、キレイな生尻を出して、とってもキュートな笑顔を見せている、これまたスンゴイ若い時の写真をスクリーンに写して、
「このお尻を私に返して~~~!!! 今はシャワーを浴びる度に、ショックでたまらないわ~~~!!! 下まで落ちてるのよぉ~~~!」
とか、まあ、そんなトークばっかりです……(笑)

会場にいるご年配の皆さんは、めちゃめちゃバカうけしていたけど、僕にはその面白さがイマイチ伝わらなくて……(苦笑)

僕も、もう少し年を重ねたら面白いと感じるのかな~?!?!?!

え~っと、ようは何でしょう、これはコンサートではなくて、歌をたくさん歌う「漫談」ショーだと思います!(笑)

まあ、漫談部分はさておき、歌う部分になると、16名のダンサーと16名のバンドを従えて、本当に本当に素晴らしい歌と踊りを披露してくれていました!!

衣装も6回ほどチェンジして、シックな黒い衣装を着たり、煌びやかな銀ラメのジャケットを羽織ったり、そうかと思えば、人魚のコスプレをしたり、フラミンゴの羽を頭に付けたりと、本当に豪華です!

そして今回、生で 「THE ROSE」 が聞ける事を本当に楽しみにしていたんですが、実際に聞いてみたら、それほど感動しませんでした……。

ちょっと期待しすぎてたのかなぁ……。

「THE ROSE」よりも、めちゃめちゃ感動して、鳥肌が立って泣いてしまったのが、「When A Man Loves A Woman」でした! これはマジでやばかったです!

あとは、「Hello In There」と「From A Distance」も良かったなぁ~!!!

いやいや、初めて観たベット・ミドラーは、トークを除けば(笑)、本当に本当に大満足でしたぁ~~~!!!

さて、ベット・ミドラーのショーを観た後は、となりのホテル「ミラージュ」へ移動して、シルク・ドゥ・ソレイユの「THE BEATLES / LOVE」 を観ようと思います!
 
 

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