#20 2008年10月10日 ラスベガス 【ベット・ミドラー】

「Criss Angel Believe」は、マジシャンの「クリス・エンジェル」とコラボした、シルク・ドゥ・ソレイユの最新作なんですが、本公演は明後日からで、今日はプレビューの最終日らしいんです!

いったいどんなショーなのかスゴク楽しみです!!!

僕の席は、前から4列目だったんですが、ステージに向かってかなり左の方で、実際に席に着いてみると、ちょっと見えにくい感じです……。

開演時間の15分ほど前になると、4人のピエロが客席に現れて、ポップコーンをバラ撒いたり、客の手を引いてステージに上げたりして、お客さんを笑わせています!

この演出は、昨年観たシルク・ドゥ・ソレイユの「Mystere」と一緒のようですね!

そして、22時30分になり、いよいよ上演開始!!!

ステージに、クリス・エンジェルが登場すると、「キャ~~~!!!」という女の子の黄色い歓声が!!!

僕、彼の事は全然知らないんですが、「マジック界の貴公子」みたいな感じなんですかね……。

何だか、シルク・ドゥ・ソレイユのショーというよりは、一瞬、アイドルのコンサートにでも来たような気分になりました……。

そして、ステージ上のスクリーンには、これまでクリスがやってきた、数々のマジックの映像が映し出されています。

水の上を歩いたり、道路に立っているクリスに車が突っ込み、「轢かれた!!!」と思ったら、姿を消したクリスが、突然その車の中から登場したり、あとは、道具などは一切使わず、自分の足だけでどんどんビルの壁を登ったり。

そんな映像が映し出された後、ステージの上ではクリスによる生マジックショーが始まり、「人体切断」や「壁登り」、「瞬間移動」など、様々なマジックが目の前で披露されていくんですが、正直な感想としては、イマイチです……。

披露されていくマジックの内容は、日本のテレビ番組で、セロやプリンセス・テンコーがやっていたものばかりだし、何よりも、「これはシルク・ドゥ・ソレイユなの???」って感じなんです……。

サーカス的なパフォーマンスが一切全く無くて、マジックをしているクリスのバックで、ウサギのお面を被ったダンサーたちが踊ってたり、何だか世界観がよく分からないんです……。

しかも僕の席からは、光の加減なのか、角度なのか、マジックのタネがいくつも見えちゃって、驚きがゼロ……。 というか、タネが丸見えのマジックなんて、最悪です……。

あとはね、この作品ちょっとグロイ部分が多いんです。。。

クリスがマジックに失敗するという演出ががあるんですが、その時に、顔面が焼けただれたクリスの映像がスクリーンに映し出されたり、血だらけのウサギが人体をバラバラに引きちぎったり。

これ、子供が観たら怖くて泣きだすんじゃないかなぁ……。

そして、何よりも訳が分からないのが、ラストでは、突然クリスがパンクロックのような曲をステージ上で歌いだすんです。。。

これは、シルク・ドゥ・ソレイユのショーなのか、マジックショーなのか、それともコンサートなのか、まとまりが全然感じられなくて、本当にがっかりでした。。。

実際、周りにもそう思っている人が多かったのか、カーテンコールで、キャストが挨拶をしている最中に帰り出す人もいて、隣のおばちゃんは、「あぁ~~~」と声を出してあくびをしてました……。

まあ、今日はプレビューなので、本公演になれば、またちょっと違うのかなぁ……。

という事で、初めて観た「Criss Angel Believe」は、とても残念な結果でした。。。

今日はまだラスベガスの初日!!!

ホテルに帰ってゆっくりして、明日もラスベガスを楽しむぞ~~~!!!
 
 

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