#20 2008年10月10日 ラスベガス 【ベット・ミドラー】

まずは、「ルクソール」のシアターで22時30分から上演される、シルク・ドゥ・ソレイユの新作、「Criss Angel Believe」の当時券を購入し、それから、19時より「Stomp Out Loud」が上演されるホテル「プラネット・ハリウッド」へ向かいました!!!

「プラネット・ハリウッド」に到着し、「Stomp Out Loud」当日券を購入したんですが、前から6列目の真ん中がゲット出来ました!

いやいや、いい席が取れてうれしいです!!!

「Stomp Out Loud」は、NYのオフ・ブロードウェイで上演している「STOMP」のラスベガス版!

知っている人も多いかもしれませんが、これは、バケツやモップ、新聞紙やライター、バスケットボールなど、身の回りにある物をすべて楽器にして演奏するパフォーマンスショーなんです!

2004年に、NYで「STOMP」を観た事があるんですが、会場の中に入ってみると、NYに比べて、ラスベガス版はステージのセットがとっても大掛かりです!!!

そして、NYに比べてステージもかなり大きく、客席数も多いですが、残念ながら今夜は、お客さんの入りはイマイチのようで、半分くらいが空席です……。

NYで観た時は、小劇場ならではの楽しさをすごく感じられたので、「こんな大きな劇場で、しかも、お客さんが半分しか入ってないのに大丈夫なのかなぁ……。」と、ちょっと心配です。。。

そして、19時になり、いざショーが始まると、そんな心配は思いっきり吹っ飛びました!!!

オフ・ブロードウェイよりもキャストの人数が多く、総勢16名で繰り広げるフォーメーション、そして、彼らが全員で奏でるリズムと全身を使って魅せるパフォーマンスは、本当に最高です!!!

例えば、無名の監督がアイデアを駆使して、低予算で作った映画がすごく斬新で面白くて大ヒットしたのに、大金をかけて豪華なパート2作ったら、メチャメチャつまらなくなっちゃった……って事とか、ちょくちょくあるじゃないですか。。。

だから、正直始まる前は、「小劇場でやっているオフブロードウェイの作品をラスベガスで豪華にしちゃって大丈夫なのかなぁ……」って思っていたんです。

ところが、お金が掛かって大掛かりになった分、しっかりと進化していて、これがメチャメチャ楽しいんです!!!

ステージには、ラスベガスならではのカジノで使うルーレットの巨大なセットが登場したり、客席の頭上に取り付けられている、バケツで作られた巨大なシャンデリアを揺らして音を奏でたり、ライトで照らされた、巨大なガラスの水槽を使って幻想的な演奏をしたり!

NYでは観る事が出来なかった、ラスベガスならではの演出が沢山あって、ほんっと~~~に楽しかったです!!!

人数が多くなる分、キャスト全員のリズムをシンクロさせるのが難しくなると思うんだけど、そこはプロ!!!

キャストの誰一人として寸分の狂いもないリズム感で、サイコーのパフォーマンスを魅せてくれて、「DANGER! HIGH VOLTAGE!」のキャッチフレーズにもウソ偽りがなく、本当に楽しかったです!!!

ちなみにこの作品、台詞は一言もないんですが、キャスト全員、それぞれに何となくキャラクターが決まっていて、1人だけ、常に観客を笑わせようとする面白キャラがいるんです!

その面白キャラが何かアクションを起こす度に、左隣のおばちゃんが大声で爆笑していて、おばちゃんの騒ぎっぷりもまた、めちゃめちゃ楽しかったです!

そしてショーの後は、キャストが観客をお見送りしてくれたんですが、握手とサインをしてもらって、めちゃめちゃ嬉しかったです~!!!

昨年ラスベガスで観た「オペラ座の怪人」もそうですが、NYとラスベガスの両方で上演している作品は、観比べてみるのも楽しいものだな~!と思いました。

さて、「Stomp Out Loud」で大騒ぎした後は、「ルクソール」へ戻って、「Criss Angel Believe」を観に行きたいと思います! 
 

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